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zoom RSS ギター弾こうぜ V

<<   作成日時 : 2008/10/16 10:21   >>

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オレは正直イラついていた。

念願叶って手にしたギターであったが事の外、ムズい。

ギターがでかい
運指が出来ない
調音が不正確

様々な事がリンクしてしまい
当初の思いはどこへやら
今は苦痛の種としか思えなかった。
そうは言ってもアレだけテメエから売り込んでおいて
“弾けません”から辞めます…とは言えない事は充分理解している。

今は出来ても出来なくても“弾く”しかないのだ。

クラス全体の練習も終わり、音楽室へ向かう。
オレは徐にギターケースからギターを取り出し調音を開始した。
当時はチューナー等と言う人間を甘やかす機械なぞ無い。
山本先生から教えて貰った唯一の方法がこれ…

開放弦(弦を指で押さえていない状態)で弦を弾いて音を出した時、
次のような音に合わせておくと言うモノ

1弦 ・・・ ミ(E)
2弦 ・・・ シ(B)
3弦 ・・・ ソ(G)
4弦 ・・・ レ(D)
5弦 ・・・ ラ(A)
6弦 ・・・ ミ(E)

書けばこれだけの事なのだがこれが実にムズい。

余談ではあるが遊び程度にギターを弾ける様になった今。
チューニングは音叉orチューナーを使っている。
これは自分の基本になる音を見付ける事が出来る様になったからだ。
チューニングの要諦はこの1点に尽きると思われる。
テメエの基本音はテメエの五体に染み付いている。
それは楽器を弾く弾かないに関らずだ。
その基本音を見付けた時、ようやくチューニングの意図する所が見えてくる。
それが見付けられない間はどうしても曖昧になってしまうし
チューナーを使ってもあまり効果が無い。
それ位、奥が深い行為なのだ。

…と思えるのは今だからこそ。
当時のオレはテメエの基本音と言うよりも
ピアノや他の楽器から伝わる音に近付ける。
それが調音だと思っていた。
だからこそ、音的には合っていても妙な違和感は払拭出来ずにいた。
この違和感が全ての元凶とも知らずに…

山本先生が音楽室に入って来た。
まず調音したギターの音を確認して貰う。
「ほら、この音が合っていないでしょ?」
先生はピアノの鍵盤をポーンと叩く。
オレはその音に合わせてギターを弾く。
テメエの脳内で成立していた音階に不協和音が鳴っている。
オレは先生のピアノに合わせる様にペグを巻いて行く。
それが十分程度続き、ようやく練習開始。

先生から貰った譜面。
正式には今で言う所の“TAB譜”。
TAB譜とは平たい話がギターそのものを表記してあるモノで
5線譜ではなく6線譜で構成されている。
この6線譜がギターを表し、番号が書かれている。
この番号はギターのフレット数を表す。
要はこのフレットの番号を指で押さえ音を奏でれば何とか恰好が付くと言う代物。

ところが前記したが
オレが持たされているギターはあくまでも大人用。
柄がデカイと言っても所詮は小学5年生。
普通のポジションではギターを抱きかかえている程度にしか見えない。
そこで山本先生考案の弾き方はこうだ。
基本ギターは寝かせて膝に置く。
左手で運指するのだが、通常はフレットの後ろから手を廻すのだが
あくまでも左手はフレットの前から押さえる。
簡単に書けば琴を弾く様な風体で弾くと言う事だ。
確かにこれなら何とかなるが…完全にオレの思惑とは違っていた。
それでも“乗りかかった船”宜しく練習に励む事にした。

そして…
その日の練習も終わり家に帰って夕飯だけ食べたら隣へ直行した。
小林君のギターを弾く為だった。

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