きらきらとかがやく●●●

アクセスカウンタ

zoom RSS ギター弾こうぜ T

<<   作成日時 : 2008/10/01 11:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

『う〜む…良いな・・・・・・アレ』

悪ガキの視線の先には質屋に飾られていた一本のギターがあった。

“ギターが弾きたい”
その衝動は常にあった。
隣に住んでる小林君が音楽に合わせて
ギターを弾きながら歌を歌っている。
その姿もガキから見れば格好良かったのだ。

「オレもギター弾きたいな」
「オマエにはデカいから無理だって」
「でも………・」
「もう少し大人になってから始めても充分だよ」

ギターを弾きたいと切望するガキに小林君はいつもそう言っていた。
今であれば子供用の少し小さめのギターなんざ当たり前の様に売られているが
当時はそんなモノは一切売られていなかったし
ギターそのものが比較的高価な代物だった。

それでも、小林君に無理を言ってギターを借りて
ジャカジャカと弾いて歌を歌っていた。

「オマエさ、ただ鳴らしているだけじゃん」

小林君の苦笑の尻目にオレの脳内では立派にライヴを成立させていた。

そんな時だった。
学校の行事の一つに秋の音楽発表会があった。
これは1〜5年生まではクラス毎に合唱や演奏を披露し
6年生になると個人的にも出演出来ると言う
当時の小学校ではかなり文化水準の高い香りプンプンのイベントだった。

オレ達、5年生は演奏。
クラス全員で各パートを決めます。

「次は本当はこの曲には無いパートだが、クラスの人数が多いので急遽増やしたぞ」

担任の倉渕先生がそう切り出します。
実はギターが弾きたいと直談判したのです。
最初は「ギターって言ってもな」とか言われたのですが
ガキお馴染みの「頼みます」連呼攻撃で倉渕先生に折れて貰ったって訳。

「ギターだけど、誰が弾きたい?」

この問い掛けに否も応もなく速攻挙手したオレは愕然とした。

…希望者が多過ぎるぞ・・・・・・・・・

確かにギターと言うツールは今も昔も憧れを持たれ易いパートだ。
それに入口は“弾けば音が出る”と言う妙な感覚なので間口は広く感じられる。
実際の所はそんな事は無いのだが所詮は小学生。
ジャカジャカ弾けば恰好が付く程度の知恵は誰しもが思っても当然だ。

しかし、この希望者多数の状況は倉渕先生にも想定外だったらしく…
『ど〜する?』的に視線をオレに投げ掛けながらも言葉を続けた。

「よ〜し、じゃんけんで決めるか」

現在では“不滅の不沈艦”とか“常勝無敗”と呼ばれるオレだが
当時はかなり弱かった。
特に“じゃんけん”に於ける勝率の低さは定評だった。

「がんばってね」

“やよいちゃん”に言葉の後押しをされて、いざ勝負っ。

オレのパートは“木琴”になってしまった。。。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ギター弾こうぜ T きらきらとかがやく●●●/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる